イチロー3000本安打おめでとう!我が家にも導入したい父(チチロー)の3つの子育て論
イチロー選手、ついにやりましたね!
史上30人目の3000本安打。本当におめでとうございます。
イチロー選手といえばご存知の通り「走攻守」全てにおいて一流のプレイヤーなわけですが、私が一番凄いと思うところは、野球に対するまじめさや強い信念を持ちコツコツと努力を積み重ねる精神的強さです。
自分のやり方の正しさを自分の力で証明してきたというのは本当に尊敬します。
でも今回はイチロー選手ではなく、父(チチロー)さんについてとりあげたいと思います。
どうしたらイチロー選手のような人間を育てることができるのか?
チチローさんの独特な子育てに関する考え方を我が家の三姉妹の教育にも生かしていきたいなぁと思います。
毎日キャッチボール
イチロー選手は小さい頃、学校から帰ると毎日欠かさずお父さんとキャッチボールをやっていたそうです。
チチローさんは時間に融通が利く仕事だったそうですが、イチロー選手の「野球がやりたい」「プロ選手になりたい」という気持ちをストレートに受け止めてあげて、それに一生懸命付き合ってあげるというのは、なかなかできることではありません。
うちの長女も今は「バレエがやりたい」「将来はバレエダンサーになりたい」という夢を抱いています。
バレエとなると私が何か一緒にやってあげられることが無いのですが、その気持ちを受け止めて楽しく続けられる環境を作ってあげたいものです。
眠りにつくまでマッサージ
イチロー選手が野球の練習から帰ってくるとチチローさは眠りにつくまでひたすら足のマッサージをしてあげたとのこと。
これもなかなか真似できない大変なことですね。
うちの長女はそろそろ思春期。
きっと嫌がられること間違いなし(笑)
でもバレエは凄く足に負担がかかります。
毎日やってあげることはできないかもしれませんが、いざというときの為にこれから勉強して技術を身につけ、足を痛めてしまった時にはここぞとばかりにマッサージをしてあげたいなと思います。
マッサージは誰にでもしてあげられるとても有意義な技術ですから、以前から習得したいと思っていました。
好き嫌いは関係なし、好きなものを好きなだけ食べさせる
これは非常に興味深かったです。
「将来的に偏食は減るから、子供の時、無理やり食べなくてもいい。むしろどんどん好きな物を食べて体作りをするほうが大事」
とのことです。
今の我が家は?と言うと、
まったく逆の方針でした。
もちろん、子供のことを思ってのことですが、こんな悪循環となっておりました。
「好き嫌いは良くない」
↓
「食べないときつく叱る」
↓
「結局食べない(頭が痛いとか、お腹が痛いと言い出す)」
↓
「好きな物もまだ残っているのに中途半端に残す」
↓
「食事の時間そのものが嫌になる」
やっぱりこれではまずいと思いますね。
もう少し方針を変えていきたいと考えさせられました。
私の小さい頃を思い出すと、私は結構好き嫌いがありましたが、チチローさんと同様に親からはそれほど厳しく「食べなさい!」と言われたことがありませんでした。
もちろんバランス良く食べないといけないということは子供でもわかっています。
でも、小さい頃は私自身なかなか食べれなかったことをよく覚えています。
そんな私でも今では、好き嫌いはありますが、出された物は普通に食べれるようになっています。
娘たちも余程甘やかさなければそのうち食べれるようになるのでしょう。
あまり厳しくしすぎて「食」自体に興味を無くしてしまわないように気をつけたいと思います。
共通するのは親の愛情
チチローさんの子育て方針で共通で感じるのはイチロー選手に対する深い愛情です。
プロ選手にする為ではなく、好きな野球を楽しく続けさせてあげたいという優しい気持ちをすごく感じます。
ひとつひとつは特別難しいことをやっていたわけではないと思いますが、ずーっとやり続けたということが凄いことです。
イチロー選手は調子を維持する為に、昼食にいつも同じカレーを食べたり、車の運転中はいつも同じ音楽を繰り返し聴いているという話しも聞いたことがありますが、こういう単純な行動を地道に繰り返すという行動は、チチローさん譲りなのかもしれませんね。
チチローさんを参考に、我が家の三姉妹にも夢中になれることを見つけたら、それを最大限楽しめるように傍でフォローしてあげられたらいいなと思います。