生き物を飼うことは、おすすめです!(亀編)
動物飼いたい病
子供がちょっと大きくなってくると必ず「動物を飼いたい」という時期が訪れてきます。我が家は3人もいるので、その要求は3倍やってくるわけです。
そりゃ私も小さい頃は飼いたいと思ってました。
ただ、「本当に自分で面倒をみれるのか?」と聞かれると「うん」とは言えず、諦めていました。
結局、いろいろ縁があって私が中学3年の頃に犬を飼い始めることになったのですが、もうその頃は部活やら受験やらでほとんど面倒みなかった記憶があります。
そんなことで、子供達の「動物飼いたい」が始まっても、絶対に飼わないと決めていました。
が、やはり親は子供に弱いものです。
私の会社には何故か亀を飼っている人が多く、「亀はいいぞ~」とよくそそのかされていたので、「とりあえず亀なら飼ってもいいよ」と認めてしまったのです。
やっぱり面倒みない><
結果は散々でした(笑)
最初の頃は、餌やりは頑張っていたのですが、水交換とかはそもそも子供達には重すぎて無理だったので、結局私が全部やるはめになっています。
そのうち餌やりもやらなくなっていきました・・・。
亀はお腹が空いても文句を言ってくるわけではないので、子供たちの中では徐々に存在しないものという扱いになっていきました。
正直私も水換え等は面倒くさくてしょうがないのですが、何も文句を言ってきたりしない亀に逆に愛おしさを感じて一生懸命育てています。
カメの冬眠にチャレンジ
現在4年目を迎えているのですが、2年目の冬からは冬眠にチャレンジしました!
自分で準備して冬眠させるというのは何とも刺激的でした。
なぜなら、しっかり準備してあげないと死なせてしまうことになるからです。
冬眠には子供達も興味を示すかな?と考え、ちょっと誘ってみると「え?冬眠?どうやってやるの?」と興味津々です。
これは結構ヒットでした!
自分の飼っているペットの生死を分けることになるわけですから、子供達も真剣です!
終わってみれば、冬眠はそんなに大変なことではないのですが、準備をしてる段階では、大丈夫だと思っていても「これで本当に大丈夫なのかな?」と皆で心配しあっていました。
冬眠の面白いところは、結果が春先になるまでわからないところです。
普段餌やりすら忘れるようになった子供達ですが、冬眠中は毎日のように「亀大丈夫かな?」などと気にしているのです。
初めて冬眠が成功した時、子供達は大喜びでした。
自分達でいろいろと調べて実行し、それが成功した喜びを感じていました!
正直私が一番ビクビクしていたので、冬眠が成功して「ホッ」としたことを良く覚えています。
生き物を飼うという難しさと楽しさを感じてもらえて良かったなぁと思いました。
ところが、1年目の冬眠成功の感動を味わったはずの子供達ですが、2年目は「もういいや」と誰も参加せず、結局それからは私が全部担当する羽目になるのでした。子育てって難しい(悲)